第3章 数多くの調査をする


行方調査は100通りの調査を行い、1つヒットすればよいとされているくらい、数多くの調査をすることが重要です。
何がヒットするかは、あくまでも結論でしか語れない部分もあります。

「この方法を取れば、必ず見つかる」という絶対的な法則はありません。
絶対的な法則があるとすれば、いかに集めた情報の中から推測し、仮説を立てて動けるかどうかとういことです。

たとえば、聞き取り調査などから、「もしかしたらここへ行ったのかも」という場所が浮かび上がってきたと仮定します。

もし、あなたがその土地を訪れたとして、まったく知らない土地だった場合、自分で車を運転したとしたら、標識などを頼りにしませんか?

目的地はわかっているものの、見知らぬ土地で、手には地図しかなかった場合、そこに載っている建物や交差点の名前などを目印にしませんか?

知らない土地なので当然でしょう。何も目印のないところをあえて選ぶ人は少ないはずです。
その点で、目印の究極は「駅」です。

彰男さんの場合も、調査の依頼を受けて11日後、「秋田市にいる。心配しないで」と彼から電話が入りました。

調査員をすぐに秋田に向かわせました。
現地に到着した調査員は、すぐに秋田駅周辺の聞き取りをしました。
そこで、彰男さんらしい男性を目撃したという情報を得たのです。
情報提供者は、タクシーの運転手でした。

移動手段は、車や電車、高速バスなどいろいろ考えられます。
できるだけ多くの情報を集め、その中から推測し、あらゆる仮説を立てていくことが大事です。
−いなくなってから3カ月までにすることAー

■足取りを追う!
*通帳の記帳を続けていく
   引き出された時間帯により、失踪者の行動を推定する ことができるので、なるべく1日に2回、3回と可能な限り通帳記帳をすること
*「この方法を取れば、必ず見つかる!」という絶対的な法則はない。いかに集めた情報の中から推測し、仮説を立てて動けるかどうかがカギとなる。



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